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血清の蛋白分画のひとつ。以下の成分が含まれる。*1
関連する用語
血清に含まれる糖タンパク質。オロソムコイドとも。183個のアミノ酸残基と5本の糖鎖からなる。分子量約40kDa。糖鎖含量は約45%と他の糖タンパク質に比べて高い。TLR4を介してCD163を誘導し、溶血性の酸化ストレスに対して保護効果を示すことが報告されている。
血清中のタンパク質の分類。以下の5つに分けられる。-アルブミン(60.9~71.3%)-α1-グロブリン(1.8~2.7%)-α2-グロブリン(5.9~8.5%)-β-グロブリン(6.9~10.5%)-γ-グロブリン各分画に含まれるタンパク質の変動が病態により特徴的なパターンを示すことから、患者の全身状態を把握するためのスクリーニングに利用される。
血液から血球と凝固因子(フィブリン)を取り除いた成分。血漿から凝固因子を除いた成分とも言える。黄色い透明な液体。赤血球数等の血球数や凝固因子の量などを知りたければ、採血時に抗凝固剤を入れる必要がある。そうしなければ、血液が固まってしまって血球数を数えることができない。抗凝固剤を入れて採血をすると、血液は凝固せず、遠心分離すると血漿を分離できる。... 一方肝機能検査等をする際には、抗凝固剤なしに採血をして血清を取り、血清中のGOT値やGPT値を測定する。もし抗凝固剤を入れてお…
α1-ATを参照。
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