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主に皮膚や気道の上皮に存在するβデフェンシン。緑膿菌に対する殺菌作用を持つ。炎症刺激により発現が誘導される。重層扁平上皮の基底細胞層以外で発現する。

デフェンシンのひとつ。他のデフェンシンに比べ、グラム陰性細菌のみならずグラム陽性細菌に対する高い殺菌作用を持つ。その発現にはケラチノサイトの分化が密接に関与する。

恒常的に発現するβデフェンシン。重層扁平上皮の基底細胞層以外で発現する。

上皮細胞-上皮組織

抗微生物活性を示す塩基性のペプチド。全ての上皮細胞が分泌する。ディフェンシンとも。-αデフェンシン-βデフェンシン--βデフェンシン1--βデフェンシン2--βデフェンシン3--βデフェンシン4抗菌作用以外にも樹状細胞やT細胞の遊走促進、肥満細胞からのヒスタミン遊離、細胞障害性などの様々な作用を有する。デフェンシンは、様々な微生物に対して抗菌作用を持つペプチドで、ヒト以外にも哺乳類や鳥類、昆虫などの生物にも存在し、自然免疫において重要な役割を果たしていると考えられている。

参考文献一覧

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