健康用語WEB事典

β-グルカン(β-glucan)

多数のグルコースが結合してできる多糖類であるグルカンのひとつ。キノコなど真菌細胞壁に多く含まれる。

βグルカンは、真菌細胞壁の主な構成成分としてキノコ酵母などに大量に含まれています。古くから健康を増進する漢方薬として使われ、食品添加物としても利用されています。*1

黒酵母由来のβ-グルカン(β-1,3-1,6-グルカン)は食品添加物として認可されており、経口摂取によってNK細胞マクロファージが活性化されることが報告されている。*2

また、抗がん性を持ち、特定の疾患にβ-グルカンが有効であることが確認されている。*3

細胞壁セルロースミドリムシ特有の成分パラミロンなどもβ-グルカンである。

βグルカンの一種であるラミナリンを多く含む昆布やわかめなどの海藻や短鎖βグルカンを食品として摂取する事により、潰瘍性大腸炎クローン病などの炎症性腸疾患や食物アレルギーなどを予防・治療できる可能性が示されました。*4

*1低分子βグルカン摂取により炎症性腸疾患を予防、改善する: http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2015/20150817-1.html
*2黒酵母β - グルカンの機能性に関する研究 高知大学医学部 看護学科 臨床看護学 教授 溝渕俊二 特任助教 渡部嘉哉: http://www.ckkc.kochi-u.ac.jp/report/2013pdf/43.pdf
*3【がん治療センター】 市民公開講座 順天堂医院: http://www.juntendo.ac.jp/hospital/cancer/lecture/kouza_15_2_1.html
*4低分子βグルカン摂取により炎症性腸疾患を予防、改善する

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このページの最終更新日時: 2017-12-14 (木) 10:21:20