健康用語WEB事典

σ1受容体(sigma 1 receptor)

σ受容体シグマ受容体)のひとつ。リガンドとの結合によって、の特定領域のグルコース利用の調節や鎮咳作用、神経保護作用、抗精神病作用、抗認知症作用、コカインメタンフェタミンの反復投与による感作に対する抑制作用、オピオイドによる鎮痛作用に対する拮抗作用などを示す。*1

細胞小胞体上に存在し、IP3受容体と直接連絡して細胞内のカルシウムイオンの動員に関わる。リガンドが結合すると、小胞体から細胞膜へと移動し、細胞カルシウムの増加やNMDA受容体の活性化、神経興奮などを引き起こす。*2

フルボキサミンセルトラリンなどの抗うつ剤はσ1受容体に高い親和性を持つ。

*1シグマ受容体リガンドの開発と臨床応用 鍋島俊隆 村岡勲: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj1944/114/1/114_1_3/_pdf
*2抗うつ薬はどの様にうつ病に効果をもたらすか? SSRIとNaSSaの比較: http://www.showa-u.ac.jp/sch/pharm/showa_jour_pharm/back_number/frdi8b000000i611-att/2-1_Mitsugu_Hachisu.pdf

ご意見・ご要望をお聞かせください。


σ1受容体に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



このページの最終更新日時: 2019-10-29 (火) 14:33:08