健康用語WEB事典

ⅩⅦ型コラーゲン(collagen XVII)

を成長させる毛包幹細胞発現し、それに必要な17番コラーゲン

毛包幹細胞基底膜に貫通する形で存在し、基底膜の上に並ぶ基底細胞基底膜に固定する役割を持つ。毛包幹細胞の維持に不可欠であることがマウスおよびヒト確認されている。*1

マウスの実験では、ⅩⅦ型コラーゲン遺伝子であるCOL17A1を取り除くとを形作ることができなくなることや、逆に毛包幹細胞ⅩⅦ型コラーゲンの枯渇を抑制すると、その加齢変化を抑制できることなどが報告されている。*2

毛包幹細胞発現するⅩⅦ型コラーゲンaPKCλの発現を維持することによって再生型の幹細胞分裂を促進する。加齢によって毛包幹細胞ⅩⅦ型コラーゲンが減少すると毛包の矮小化と脱毛を引き起こすとされる。*3

また、の色を決定する色素細胞前駆体である色素幹細胞にも必要であることが示唆されている。

タグ: タンパク質 コラーゲン 毛包 幹細胞

*1毛包幹細胞、色素幹細胞を維持 - 世界の幹細胞(関連)論文紹介 - 慶應義塾大学 グローバルCOEプログラム 幹細胞医学のための教育研究拠点: http://www.med.keio.ac.jp/gcoe-stemcell/treatise/2011/20110624_01.html
*2「歳をとると毛が薄くなる仕組みを解明」【西村栄美 教授】 | プレスリリース | 国立大学法人 東京医科歯科大学: http://www.tmd.ac.jp/press-release/20160205/
*3国立大学法人 東京医科歯科大学 東京大学 医科学研究所 「幹細胞分裂タイプの違いが毛包の再生・老化を決定づけることを発見」毛髪再生を含む上皮の再生促進・抗老化に期待: http://www.tmd.ac.jp/archive-tmdu/kouhou/20210212-1.pdf

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このページの最終更新日時: 2021-02-20 (土) 21:52:38