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唾液を参照。
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虫歯菌が作る酸によってエナメル質に穴が開き、象牙質や歯髄が侵食された歯のこと。う蝕やカリエスとも呼ばれる。虫歯は進行度合いによって5段階に分類される。 C はカリエスの頭文字である。虫歯の段階虫歯の状態C0穴が開く前の初期段階C1エナメル質にだけ穴が開いた状態。削って詰める必要あり。C2エナメル質を突き破り象牙質に達した状態。歯がしみるなどの症状が現れる。C3歯髄に達した状態。酷く痛む。C4歯髄が壊死し、歯根に達した状態。放置すると顎に侵食する。虫歯の原因となる主な虫歯菌はミ…
スクロースが酵素(スクラーゼ)によって加水分解され、グルコースとフルクトースの混合物となった状態のこと。スクロースに比べて甘味が強い。上白糖には転化糖が含まれる。加熱によって転化糖が重合や脱水縮合を起こすことカラメル化を起こす。ミツバチが集めたハチミツの場合には,ミツバチのだ液中のフルクトシダーゼという酵素が働き,ハチミツの中でかなり転化が進行している。ハチミツが砂糖より甘く感じるのは,このように大部分(70~80%)のスクロースが分解し転化しているためで,平均してスクロース…
アセタケ類とカヤタケ類のキノコに含まれるコリン作動性神経を刺激するアルカロイド。ベニテングダケから発見された。ムスカリン受容体に結合し、末梢の副交感神経系に重篤な刺激作用を生じさせる。ムスカリンは最初ベニテングタケから抽出されたが、含有量は低く、むしろアセタケやカヤタケ属のほうが含有量が高い。食後 15-30 分以内で、だ液と汗が増加し、続いて嘔吐、下痢などいわゆるムスカリン症状が表われる。他に、瞳孔の縮小による視力障害、不規則な脈、血圧低下、ぜんそく様の呼吸、ひどい場合は心…
口腔の唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)で分泌される液体。消化酵素のアミラーゼを含む消化液のひとつでもある。分泌量は1日に1.0〜1.5リットル。交感神経が活性化すると分泌量が減少し、逆に副交感神経が活性化すると増加する。平常時に分泌される安静時唾液と、食事の際の咀嚼などの刺激によって分泌される刺激唾液の2種類があり、含まれている成分や濃度が異なる。唾液に含まれる粘性物質はムチン(糖タンパク質)と考えられている。咀嚼時は安静時に比べ6〜9倍の唾液が分泌される。唾液は咀嚼、嚥下、…
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