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急性の胃炎。外因性および内因性の刺激によってびらんや潰瘍、出血などを伴い急激に発症する。発症原因が消失すると短期間で治癒する。胃前庭部と胃体部の粘膜の多形核細胞の炎症によって特徴付けられる。急性のびらんは損傷から早くて12時間後に起こる。症状は急激な上腹部痛、悪心で発症し、時に嘔吐や吐血を伴う。薬剤の副作用として起こる急性胃炎は、非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)によるものが多い。タグ:
大腸粘膜にびらんや潰瘍ができ、腹痛や下血を伴う下痢を起こす原因不明の難病。2017年における患者数は国内20万人と推定され、クローン病と同様に増悪、寛解を繰り返し、治癒がない疾患とされる。ストレスが一因とされる。治療薬はサラゾスルファピリジン(サラゾピリン)やメサラジン(ペンタサ)、シクロスポリンなど。手術治療では大腸を全て取り除き、小腸の断端に便を貯める機能を持たせる。
αヘルペスウイルスの一種。皮膚や粘膜に水疱やびらんを発生させる。発熱が起きる場合もある。ウイルス粒子表面に存在する糖タンパク質のうち、グリコプロテインB、グリコプロテインD、グリコプロテインH、グリコプロテインLが細胞への感染に必要であることが報告されている。以下の2種類が存在する。-単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)-単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)
潰瘍の浅いもの。いわゆるただれ(爛れ)。ひらがなでびらんと表記される場合もある。水疱や膿疱が破れた後にできる表皮剥離が基底層以上の表皮にできたもの。口唇や口腔にできやすい。
皮膚がんのひとつ。表皮の有棘層を構成する有棘細胞のがん。日光に含まれる紫外線が原因とされ、国内の有棘細胞がんの約60%が日光露出部に発生すると言われる。沖縄では有棘細胞がんおよびその早期がんである日光角化症の有病率が本土と比較して高いことが知られている。比較的大きく、ふぞろいな形の紅色をした皮膚の盛り上がりで肉のかたまりの崩れたもののように見え、表面にびらんや潰瘍を伴って出血しやすく、つまむとしこりを触れるような場合は要注意です。
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