健康用語WEB事典

アイソザイム(isozyme)

同じの化学反応を触媒する酵素でありながら、タンパク質一次構造アミノ酸配列)や存在する場所(組織分布)が異なる酵素アイソエンザイムとも呼ばれる。*1

例えば、唾液アミラーゼ唾液アミラーゼS型アミラーゼ)と膵臓アミラーゼ膵アミラーゼP型アミラーゼ)はアイソザイムである。

高アミラーゼ血症などの疾患の診断基準として、血液尿に含まれるアミラーゼを測定するが、そのアミラーゼがどちらの器官から分泌されたものかをアイソザイム分析で検査する必要がある。

血中・尿アミラーゼは,そのほとんどは膵と唾液腺由来のものである。何らかの原因により膵液の流出が妨げられたり、膵管内圧上昇などが起こると逸脱が増加し血中・尿中で、酵素活性は増加する。この変化は、早期に起こり,病勢をよく反映するので,膵疾患のスクリーニング,早期診断,経過観察に役立つ。逆に高度に荒廃すると、酵素活性は低下する。しかし,アミラーゼは膵ばかりでなく唾液腺でも産生されるので、アイソザイム分析を行い由来臓器を推定する必要がある。*2

*1創薬科学研究科 細胞生化学 研究室紹介 タンパク質が接着する反応とは?: http://www.ps.nagoya-u.ac.jp/lab_pages/biochemistry/crosslinking%20reaction.html
*2岡山大学 アミラーゼ, AMY(amylase): https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/kouso/AMY.htm

ご意見・ご要望をお聞かせください。


アイソザイムに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



このページの最終更新日時: 2019-11-20 (水) 09:35:41