健康用語WEB事典

アズール顆粒(azurophilic granules)

前骨髄球において初期に産生され、その細胞質に多数存在する、アズール色素によって染まる顆粒一次顆粒とも。*1*2*3

単球リンパ球にも確認される。アズール顆粒を有するリンパ球顆粒リンパ球と呼ばれる。アズール顆粒には標的細胞を傷害する膜孔形成毒素フラグメンチンなどが含まれていると考えられている。また、酸性ホスファターゼペルオキシダーゼエステラーゼβ-グルクロニダーゼなどの酵素が含まれる。*4*5*6

アズール顆粒(一次顆粒)は前骨髄球が成熟好中球になる間に成熟し、アズール色素と結合しなくなり染まらなくなるが、成熟好中球には一次顆粒は存在している。

*1リンパ球の世界(III‐B)B.リンパ球をどうみるか 8.リンパ球の具体的な事実(顆粒と核小体)の例 杏林大学 保健学部 臨床血液学 中竹俊彦: http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/user/health/blood/308Ly%20Wld.B8.html
*2弘前大学医学部病理学第一講座 骨髄細胞の分化と成熟: http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~patho1/PathologyCD/Hematopathology2005/Pathol2005/Hematology/Differentiation/Differentiation.html
*3関西医科大学 組織学総論・講義 好中球: http://www3.kmu.ac.jp/anat1/old/edu/histology/general/blood/neutro.html
*4九州大学 Ⅴ.成熟血球と異常血球の形態: http://elc.shs.kyushu-u.ac.jp/anami/345fe799bde8a180e79083.pdf
*5リンパ増殖性疾患:診断と治療の進歩 特殊な病態 顆粒リンパ球増多症 押味和夫: https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/83/6/83_6_958/_pdf
*6杏林大学大学院医学研究科 中竹俊彦(2009.10.-改定) HL-60細胞で見る細胞の分化1/4: http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/user/health/blood/link/basic003.html

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このページの最終更新日時: 2019-12-10 (火) 15:25:54