アセチルコリンをリガンドとする受容体。
以下の二種類に分けられる。*1
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ダフナンジテルペンのひとつ。サクラネチンの代謝産物。沈香葉に含まれるゲンクワニン配糖体(ゲンクワニン-5-O-β-プリメベロシド)は腸の筋収縮を作動させるアセチルコリン受容体に働きかけ、蠕動運動を穏やかに促進し便秘を改善する作用を持つことが報告されている。
アセチルコリンのβ位がメチル化した誘導体。アセチルコリン受容体に直接作用し、気管支平滑筋の収縮および気管支分泌物の増加を引き起こす。商品名はケンブランやプロボコリン。喘息患者はメタコリンに対する感受性が健常者より高く、より低用量で気管支収縮が生じることを利用して気道過敏性の検査に用いられる。
アセチルコリン受容体のひとつ。構造的には5つのサブユニットからなるイオンチャネル内蔵型受容体。ニコチン性アセチルコリン受容体とも呼ばれる。アセチルコリンやニコチンなどのアゴニストが作用すると、ナトリウムイオンやカルシウムイオンを流入させるイオンチャネルが開く。その結果、ドーパミン作動性神経の活性化が起こる。神経や骨格筋に発現し、筋肉の運動や記憶、学習に関わる。骨格筋では収縮が引き起こされ、海馬の神経細胞では記憶や学習に関わるシナプス伝達の長期増強(LTP)の促進や細胞死に対す…
受容体に結合できる分子のこと。受容体の種類によってリガンドとなる物質は異なる。結合した際の働きによって以下のように分類できる。-アゴニスト(作動薬)-アンタゴニスト(拮抗薬、遮断薬)-インバースアゴニスト(逆作動薬)-パーシャルアゴニスト(部分作動薬)
リガンドの結合によって開くイオンチャネル。受容体とイオンチャネルの性質を併せ持つタンパク質。イオンチャネル型受容体や受容体作動性イオンチャネル、リガンド結合型チャネル、イオノトロピック受容体などとも呼ばれる。アセチルコリン受容体やイオンチャネル型グルタミン酸受容体など。電位依存性イオンチャネルと異なり、膜電位の変化は不要である。イオンを通過させるポアと呼ばれる構造があり、ゲートと呼ばれる部分の開閉によってイオンの流れを制御して、膜内外における電位やイオン濃度の変化を引き起こし…
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