健康用語WEB事典

アデノシン(adenosine)

アデニンリボースが結合したリボヌクレオシドプリンヌクレオシドのひとつ。生体のほとんどの細胞が産生する。*1

アデノシンの化学構造

アデノシンにひとつリン酸が結合すると、RNAを構成するアデニル酸(アデノシン一リン酸)となる。3つのリン酸が結合すると、生物のエネルギー源であるアデノシン三リン酸ATP)となる。*2*3

必要以上に濃度が高くなると細胞にとって毒となる。特に未熟なリンパ球に影響が及ぶため、ADA欠損症の患者は免疫不全となりやすい。*4

*1アデノシンA2A受容体の研究 日本医科大学千葉北総病院脳神経センター 三品雅洋: http://plaza.umin.ac.jp/~mishina/PDF/AdenosineA2AReceptors.pdf
*2アデノシン、ATP、プロペントフィリン: http://www.m.ehime-u.ac.jp/school/orthopedic/research/adenosine.htm
*3日本医科大学千葉北総病院脳神経センター アデノシンA2A受容体の研究: http://plaza.umin.ac.jp/~mishina/PDF/AdenosineA2AReceptors.pdf
*4PHP研究所 竹内薫 丸山篤史 白くて眠れなくなる遺伝子(2016/1/5)

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このページの最終更新日時: 2018-04-18 (水) 13:16:40