アナジー(anergy)

T細胞抗原提示細胞からの抗原の提示を受ける際に副刺激共刺激)がなければ、そのT細胞の活性化が抑制される現象。免疫学的寛容の維持のための仕組み。アネルギー免疫不応答とも呼ばれる。*1

活性化されないことのみではなく、再び同じ抗原に出会ったときにも無反応である現象も含む。特定の刺激を与えない限りアナジーは解除されない。*2*3

自己のタンパク質T細胞に提示された場合に起こる。これは全身のリンパ管で起こるため、胸腺で起こる中枢性免疫寛容に対し、末梢性免疫寛容と呼ばれる。*4

*1武庫川女子大学 薬学部 免疫生物学教室 免疫学概論チェックポイント: http://ph.mukogawa-u.ac.jp/~meneki/checkpoint_immunology.html
*2公立大学法人 福島県立医科大学 第14〜15回 T細胞を介する免疫系: http://www.fmu.ac.jp/cms/immunol/kogi/2015/%E7%AC%AC%EF%BC%91%EF%BC%94%EF%BD%9E%EF%BC%91%EF%BC%95%E5%9B%9E%E3%80%80%EF%BC%B4%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%82%92%E4%BB%8B%E3%81%99%E3%82%8B%E5%85%8D%E7%96%AB%E7%B3%BB.pdf
*3KAKEN — 研究課題をさがす | T細胞アナジー誘導によるアレルギー炎症の制御 (KAKENHI-PROJECT-08670538): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-08670538/
*4西東社 カラー図解 栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(2013/4/4): https://amzn.to/2tzGwYt

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このページの最終更新日時: 2019-02-20 (水) 21:59:50