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アピカル側の細胞膜。頂端膜とも。
関連する用語
Aktをリン酸化して活性化する複合体。PDK1とはリン酸化する部位が異なる。mTORC2によって活性化されたAktは、PPARγと拮抗するFOXO1をリン酸化して機能を抑制する。上皮細胞においてmTORC2シグナル伝達経路が活性化すると、アピカル膜を構成するスフィンゴミエリンを含む小胞とアピカル膜との融合が促進されて、アピカル膜が拡大してスフィンゴミエリンの輸送が亢進することが報告されている。この仕組は上⽪細胞が管腔側から低浸透圧の溶液に曝された際に細胞膜が破裂することを防い…
胃粘膜の胃腺に存在し、胃酸を分泌する細胞。壁細胞や胃壁細胞とも呼ばれる。G細胞から分泌されたガストリンによって胃酸の分泌が促進される。アピカル膜および胃細管小胞膜にはプロトンポンプが、基底側膜にはナトリウムポンプが発現している。
アピカル膜を参照。
すべての生物の細胞を包む脂質が主成分の二重の膜(脂質二重膜)。生体膜のひとつ。形質膜や原形質膜とも呼ばれる。細胞膜の主な構成要素はリン脂質やステロールを始めとする脂質だが、生物の種類や細胞小器官によってその組成は異なる。最も多い成分はホスファチジルコリン(レシチン)。ホスファチジルコリンやスフィンゴミエリンは細胞膜の外側に多く、ホスファチジルエタノールアミンやホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシトールなどは細胞質側に多い。細胞膜の厚さは、リン脂質が持つ脂肪酸の飽和度(二…
消化管などの管状組織の上皮細胞において、管の内側(空間)に面した細胞膜の表面のこと。頂側膜側や管腔側、アピカール側とも呼ばれる。逆側の細胞膜の表面はバソラテラル側と呼ばれる。細胞接着に関わるタイトジャンクション、アドヘレンスジャンクション、デスモソームが存在する。
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