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トリパノソーマ科の寄生性原虫。アフリカ睡眠病やナガナ病の原因となる。アフリカトリパノソーマとも。
原生生物の科のひとつ。トリパノソーマ症(アフリカ睡眠病)やナガナ病、スーラ病などを引き起こす原虫。哺乳類に寄生する。トリパノソーマ原虫は人、家畜および野生動物に感染し睡眠病、ナガナ病、スーラ病などを引き起こし、多大な被害を与えている。本症は、ワクチンによる制御が困難なうえ、近年、原虫薬剤耐性株の出現によって、その被害は深刻化している。 -トリパノソーマ・ブルセイ-トリパノソーマ・クルージ
トリパノソーマ原虫の寄生による症状。アフリカ睡眠病とも。ツェツェバエ(アフリカ)やサシガメ(アメリカ)に刺されることが原因となる。症状は1週間~数ヶ月の潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛などが起き、その後に眠気、激しい頭痛などが現れる。中枢神経系が侵され、最終的には昏睡状態に陥って死に至る。プロスタグランジンF2αの過剰生産や、それによる不妊が報告されている。
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