健康用語WEB事典

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環内にエステル結合（-COO-）を持つ複素環式化合物の総称。環状エステルとも。鎖状分子が分子内エステル化によって環化する反応をラクトン化と呼ぶ。

デオキシ糖のひとつ。オレアンドリンやアベルメクチンの構成糖。

アベルメクチンを産生する、ストレプトマイセス属の放線菌。ストレプトマイセス・アベルミチリスとも。

糖と糖以外の化合物が結合してできる化合物の総称。グリコシドとも呼ばれる。配糖体を構成する糖ではない部分（配糖体からグリコシル基を除いた部分）をアグリコンと呼ぶ。最も単純な配糖体はO-メチルグルコース。糖が結合した化合物は水に溶けやすくなったり、元の化合物より安定性が増大したりといった利点がある。糖とアグリコンの結合の仕方によって以下のように分類される。-O-配糖体（可逆的な配糖体）-C-配糖体（非可逆的な配糖体）

寄生虫駆虫作用を持つ16員環マクロライド系抗生物質。フィラリア、オンコセルカ症、糞線虫症、疥癬などに対する治療薬。アベルメクチンのジヒドロ体。商品名はストロメクトールやメクチザン。構造の異なる2種類（イベルメクチンB1a、イベルメクチンB1b）が存在する。無脊椎動物の神経および筋細胞に存在するグルタミン酸作動性塩素チャネルに選択的に結合し、塩素イオンに対する細胞膜の透過性を上昇させて寄生虫に麻痺を起こして死滅させる。RNAウイルスに対する抗ウイルス活性を有し、SARS-CoV…

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