健康用語WEB事典

アラニン(alanine, Ala)

アミノ酸のひとつ。体内ではピルビン酸から生成される。

アラニンの化学構造

糖新生のために筋肉タンパク質を分解した場合、アラニンが生成される。

筋肉タンパク質の分解によって生じるアミノ酸は,グルコースの解糖から得られるピルビン酸を利用して,筋肉アミノトランスフェラーゼによってアラニンに変えられる。アラニンは血流で肝臓に運ばれ,ピルビン酸に戻された後,糖新生グルコースに変えられる。*1

常温でも高圧環境であれば、アラニン同士が結合してペプチドとなることが確認されている。*2

*1福岡大学 理学部 機能生物科学研究室 アミノ酸の分解: http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/amino_met.htm
*2室温・高圧条件でのアミノ酸のペプチド化 - プレスリリース - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部: https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2015/34.html

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このページの最終更新日時: 2017-12-30 (土) 10:22:21