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皮膚や毛穴、鼻腔などに存在する常在菌のひとつ。グラム陽性の球菌。直径1μm。学名はスタフィロコッカス・アウレウス。アレニウスは「黄色い、黄金」を意味する。ブドウ球菌の中では病原性が高いため、皮膚がアルカリ性に傾くと増殖して皮膚炎などを引き起こす。黄色ブドウ球菌が生成する毒素であるエンテロトキシンは食中毒の原因となり、加熱しても毒性を失わない。グラム陽性の球菌で、健康な人でも約30%が鼻腔や手指などに持っています。人の手を介しておにぎり、すしの表面で増殖、この菌による食中毒症状…
幅5~8μm、長さ0.3~0.5mmの大きさで螺旋の形状の藍藻類(アルスロスピラ属)。アルスロスピラ・プラテンシスとも。食用のシアノバクテリア。アフリカや中南米の湖に自生し、アルカリ性の塩水で生育する。タンパク質やビタミン、ミネラルなど様々な栄養素を含み、特にβ-カロテンとビタミンB12を多く含む。色素成分としてクロロフィルaやカロテノイド、フィコシアニンを含む。アミノ酸のバランスが良いタンパク質を乾燥重量の60〜70%含む。
精管が前立腺に進入する直前において、精液の成分となるアルカリ性分泌物を分泌する腺。ヒトやマウスでは、精液の約8割が精嚢由来成分とされる。また、精子のエネルギーとなる果糖を分泌する。精嚢から分泌される精漿タンパク質であるSVS2は精子の細胞膜を保護することで子宮の殺精子作用を抑制するため、これが欠損すると受精が正常に起こらなくなることが報告されている。
不安や緊張などのストレスが原因となり、動悸がして呼吸が速くなり、血液中の二酸化炭素量が不足する症状。過換気症候群とも。過剰に呼吸を行うと、血液中の二酸化炭素が呼気によって減少して血液はアルカリ性に傾くことで、手足・口周りの痺れやめまい、嘔気、冷汗などの症状が現れる。場合によっては痙攣や意識障害が起こる。
脂溶性ビタミンのひとつ。熱や酸性に強く、鉄やアルカリ性、紫外線によって分解される。ビタミンE自身は酸化されやすい物質であるため、他の物質を還元する抗酸化作用を持つ。この抗酸化作用により、血管や細胞膜の健康を維持して老化を防ぐ役割がある。ビタミンAとともに存在する場合、ビタミンAの酸化を防止する作用がある。抗酸化力を失ったビタミンEはビタミンCによって還元される。過酸化脂質になりやすい多価不飽和脂肪酸を多く含む脂質を多く摂取した場合はビタミンEも多く摂取する必要があるとされる。…
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