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アルクチゲニン(arctigenin)

植物リグナンのひとつ。ゴボウシ牛蒡子)やレンギョウ?連翹?)の主要成分であり、オートファジー阻害および細胞増殖抑制作用を有する。*1*2

アルクチゲニンの化学構造

マウスに対するアルクチゲニンの投与によって腫瘍血管が正常化し、がん細胞薬剤X線への感受性を高められることが報告されている。*3

RANKLシグナルによって誘導される破骨細胞分化において、アルクチゲニンはNFATc1?転写機能の活性化抑制を介して破骨細胞分化と機能を抑制する。*4

*1農研機構 腸内菌叢による機能成分の代謝変換に関する解析: https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/files/ii-tamura.pdf
*2【学術研究】牛蒡子・連翹の主要成分アルクチゲニンにオートファジー阻害活性を発見|学術研究トピックス|NIUトピックス一覧|長崎国際大学: https://www1.niu.ac.jp/topics/study/2020/3342.html
*3KAKEN — 研究課題をさがす | アルクチゲニンによる組織レベルのシンセティックリーサリティ -の確立 (KAKENHI-PROJECT-16K14619): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-16K14619/
*4KAKEN — 研究課題をさがす | 抗癌剤アルクチゲニンの新しい骨吸収抑制機構の解明 (KAKENHI-PROJECT-21592378): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-21592378/

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このページの最終更新日時: 2020-09-26 (土) 14:55:52