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アルデヒドから水素原子を取り除いて酸化するデヒドロゲナーゼ。アルデヒドデヒドロゲナーゼとも。アルデヒド脱水素酵素は知られているだけで14種類の類似の酵素があり、その中のアルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)と呼ばれる酵素がアセトアルデヒドを主に処理します。-ALDH1-ALDH2-ALDH3アルコール飲料の摂取によって取り込まれたエタノールから生じるアセトアルデヒドを酢酸に変換するのはALDH2であり、この遺伝子型によってアルコール飲料に対する強さに違いが生じる。フルルビプロフ…
醸造酢やアルコール飲料中に確認される酢酸菌。この菌が産生する、セルロースを主成分とする厚膜はナタデココや酢コンニャクとして食用となる。強い酢酸過酸化能を持つ。家庭での食酢汚染の原因菌であるとされる。
プリン体の代謝によってできる尿酸が関節内に過剰に蓄積される事で起こる激痛を伴う症状。かつては帝王病や贅沢病と呼ばれた。圧倒的に男性に多く起こる。発生部位は足の親指の付け根が最も多い。足首や膝にも生じる。尿酸は針のように尖った結晶をつくり、これが関節内にたまると処理をすべく白血球やマクロファージが集まって貪食し、炎症反応を起こす。尿酸塩結晶に反応したNALP3インフラマソームがIL-1βを産生し、滑膜のケモカイン産生を促進する。これによって好中球などが関節腔に集まり痛風が起こる…
低ナトリウム血症治療時の合併症。血清のナトリウム濃度が急速に上昇することによって発症し、ヒトにおいては脳内の橋(橋の底部の神経細胞)でよく認められるため橋中心髄鞘崩壊とも呼ばれる。アルコール飲料多飲者における電解質異常や低ナトリウム血症を急速に補正した場合に発症する。24時間以内に血中ナトリウム値が10mEq/L以上上昇することで起こる場合がある。一旦発症すると致命的。ミノサイクリンが治療薬となる可能性が示唆されている。
アルコール飲料によって顔面が赤くなる現象。2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)が欠損した東洋人のみに起こる。アルコールを摂取した際に現れる初期症状。顔面紅潮とも。発がん性を持つアセトアルデヒドが代謝されず、体内に蓄積されていることを表す。
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