アントラニル酸(anthranilic acid)

芳香族アミノ酸のひとつ。安息香酸アミノ基が結合した誘導体であるため、2-アミノ安息香酸とも呼ばれる。

アントラニル酸の化学構造

トリプトファンの工業的な製造方法(前駆体法)における前駆体となる。*1

シキミ酸経路においてはコリスミ酸代謝によって生成される。

アントラニル酸からのトリプトファンの生成経路*2

  1. アントラニル酸 → N‐(5′‐ホスホリボシル)アントラニル酸
  2. N‐(5′‐ホスホリボシル)アントラニル酸 → 1-(o-カルボキシフェニルアミノ)-1-デオキシリブロース-5-リン酸
  3. 1-(o-カルボキシフェニルアミノ)-1-デオキシリブロース-5-リン酸 → インドール-3-グリセロールリン酸
  4. インドール-3-グリセロールリン酸インドールトリプトファン または インドール-3-グリセロールリン酸トリプトファン
*1L-トリプトファン製品による好酸球増多筋痛症候群(EMS)および変性ナタネ油による有毒油症候群(TOS) 米谷民雄 齋藤博士: http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010782838.pdf
*2岡山理科大学・生物化学科 植物科学Ⅰ 講義資料 生合成反応:一次代謝と二次代謝: http://www.dbc.ous.ac.jp/~ino/courses/plant_1/PDF/ps1-14.pdf

アントラニル酸に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]


コメントはありません。


添付ファイル: fileanthranilic_acid.png 閲覧数 113回 [詳細]

このページの最終更新日時: 2018-01-14 (日) 08:23:17