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ポリフェノールの分類のひとつ。主に大豆イソフラボンを指す。
関連する用語
大豆イソフラボンのダイゼインが腸内細菌よって代謝され、ジヒドロダイゼインを経て生成される有機化合物。エコールとも。イソフラボンよりもエストロゲンとしての活性が強い。エクオール濃度が高いヒトほど血液中のコレステロールおよびトリグリセリドの低下効果が顕著であったことが報告されている。がん(乳がん、卵巣がん、前立腺がん)や閉経後の骨粗鬆症の予防、脂質代謝の改善などの作用がイソフラボンそのものよりも高いことが報告されている。体内でエクオールを産生できるかどうかは個人の腸内細菌の状態に…
クズの根(カッコン)に2%以上含まれるフラボノイド。イソフラボンのC-配糖体。一部の腸内細菌によってアグリコンのダイゼインと糖のD-グルコースに分解される。
ヨウ素の取込みを阻害し、甲状腺における甲状腺ホルモンの生成を抑制する物質の総称。代表的なものはゴイトリン。大豆ではサポニンとイソフラボンがゴイトロゲンに当たる。
n-3系脂肪酸に分類される多価不飽和脂肪酸。DHAと呼ばれることが多い。イワシやサバ、マグロなどの魚類の脂肪に含まれる。一部は体内でもα-リノレン酸から合成される。主として神経細胞の細胞膜を構成するリン脂質の成分として体内に存在する。ドコサヘキサエン酸の不足は乳幼児の神経系の発育不全や高齢者の認知機能低下の原因となる。神経細胞が樹状突起スパインを伸ばしてシナプスを作るためにドコサヘキサエン酸が関与しており、ドコサヘキサエン酸とアラキドン酸による記憶力回復が確認されている。ドコ…
小児における必須アミノ酸のひとつ。ヒスタミンの前駆体であり、ヒスチジンデカルボキシラーゼによってヒスタミンとなる。成長や組織の修復、髄鞘の形成、免疫、胃の分泌、性機能、血球の生成、放射線や重金属からの防御などに関わる。カツオやマグロのタンパク質に多く含まれる。経口摂取したヒスチジンは血液を通して脳に運ばれ、脳内でヒスチジン脱炭酸酵素によりヒスタミンに変化し、満腹中枢の一つであるヒスタミン作動性神経に作用し摂食を抑制する作用を持つ。動物実験において、ヒスチジンの経口摂取による摂…
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