最近更新された用語
ダウノルビシンの4位が脱メトキシル化された化合物。急性骨髄性白血病の治療薬。商品名はイダマイシン。*1
関連する用語
アントラサイクリン系抗がん剤のひとつ。慢性骨髄性白血病の急性転化を含む急性白血病の治療薬。インターカレーターとして直接DNAに結合し、細胞の核酸合成を阻害する。商品名はダウノマイシン。
骨髄性白血病のひとつ。無制限に増殖するがん化した血球が、正常な赤血球や白血球、血小板の産生を抑制する。貧血、感染症、出血しやすくなるなどの症状が現れる。キロサイドやイダマイシン、ダウノマイシン、ノバントロンなどの抗がん剤を用いた化学療法が有効とされる。患者の約30%に受容体型チロシンキナーゼであるFLT3の活性型遺伝子変異が確認されている。FAB分類では以下の8つに分けられる。-再未分化型急性骨髄芽球性白血病(M0)-未分化型急性骨髄芽球性白血病(M1)-分化型急性骨髄芽球性…
イダルビシン(イダルビシン塩酸塩)の商品名。
抗がん作用を持つ抗生物質の一種。アンスラサイクリンとも。-ドキソルビシン-エピルビシン-ピラルビシン-イダルビシン-ダウノルビシン-ミトキサントロン副作用として心臓に対する毒性がある。これの抑制のためにデクスラゾキサンが使用される。アンスラサイクリンによる心毒性は2つあり、1つは、投与初期に出現する心毒性で、心膜・心筋炎、心電図異常などがあります。もう1つは心筋症であり、これは総投与量と関連があり、不可逆的な副作用です。
2種類以上の元素、ある一定の質量比で化学結合によって結びついた物質。その物質の作られ方によらず、含まれる元素の割合は常に同じとなる。以下の2つに分類されるが、これは学問(化学)として考える上での都合が良いことが理由とされる。-有機化合物-無機化合物両者を区別しているのは、化学を考える上でわかりやすいという便宜的な理由からです。多くの炭素化合物の構造や性質は、その中で互いに比較しながら考えるほうがわかりやすいので、これらを有機化合物として、有機化学の対象とされています。一方、例…
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。