健康用語WEB事典

イノシトールリン脂質(inositol phospholipid : PIPn)

リン脂質の一種。その化学構造にイノシトールを含む。生体膜に含まれるリン脂質全体の10%未満。種々のイオンチャネルの活性を制御する。*1*2

イノシトールリン脂質が持つイノシトール環の3〜5位がリン酸化あるいは脱リン酸化されることで7種類の異なるイノシトールリン脂質が産生される。これらは細胞において、それぞれ生体膜の異なる部位に分布する。*3

イノシトールリン脂質の代謝に関わる酵素*4

*1兵庫県立大学 大学院 生命理学研究科 生体情報学II講座 西谷研究室 シグナル伝達による細胞制御:細胞の骨(細胞骨格)と皮(膜脂質)による細胞機能の制御を明らかにする ~機能脂質であるイノシトールリン脂質がになう細胞内シグナル伝達のしくみ~: http://www.sci.u-hyogo.ac.jp/life/biosig/japanese/rinku_1.html
*2イノシトールリン脂質による ATP 受容体チャネル P2X2 の 脱感作とイオン選択性の調節 - 生理学研究所: https://www.nips.ac.jp/release/2006/11/_atp_p2x2.html
*3ホスファチジルイノシトール 4-リン酸による細胞機能の制御 中津史 新潟大学大学院医歯学系総合研究科 神経生化学: https://dbarchive.biosciencedbc.jp/data/leading_authors/data/Doc/Nakatsu-5.e008-PDF.pdf
*4学位論文要旨詳細 新規ホスファチジルイノシトールポリリン酸ホスファターゼの単離: http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=115034

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このページの最終更新日時: 2019-11-27 (水) 10:58:36