健康用語WEB事典

イブプロフェン(ibuprofen)

非ステロイド系抗炎症薬のひとつ。シクロオキシゲナーゼ活性阻害によるプロスタグランジンの合成阻害作用を持つ。商品名はブルフェン

イブプロフェン(R体)の化学構造

末梢組織でのプロスタグランジン合成阻害作用が強く、上気道関節痛など、末梢での炎症を伴なった痛みに効果的とされる。アスピリンに比べ、胃腸副作用が現れにくい。*1

イブプロフェンががん細胞に対し、G1期停止やアポトーシスを引き起こすことが報告されている。この作用はTRAILとの併用によって増強される。*2

ウイルス感染に対して使用すると炎症を抑える作用の過程で免疫を低下させ、感染症の重症化を招くという説があるが、これに対しては否定的な見解もある。*3

*1名城大学薬学部 薬品作用学研究室 イブプロフェン: http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/Research/Laboratory/chem_pharm/mhiramt/EText/Diseases_Drugs/ibuprofen.htm
*2京都府立医科大学 大学院医学研究科 藤堂桃子 Ibuprofen enhances TRAIL-induced apoptosis through DR5 upregulation: https://www.kpu-m.ac.jp/doc/department/igaku/hakaseronbun/files/8635.pdf
*3大阪府立大学 研究推進機構 放射線研究センター 准教授 秋吉優史 放射線安全管理の専門家が考えたコロナウイルス対処法についての考察: http://bigbird.riast.osakafu-u.ac.jp/~akiyoshi/Works/Anti-Covid-19.htm

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このページの最終更新日時: 2020-03-23 (月) 20:38:13