インターフェロン(interferon : IFN)

サイトカインの一種。生体内では、細胞ウイルス感染したときに、その細胞から産生され、ウイルスの増殖を阻害したりNK細胞を呼び寄せたりといった働きをする。インターフェロンという名前はウイルスの増殖を阻害(interfere)することから付けられた。*1*2*3*4

肝炎腫瘍の治療、抗ウイルス剤として使用される。タンパク質であり、体内で吸収・分解されるので、治療に利用する際は連続的な投与が必要とされる。

インターフェロンとは

動物体内で病原体、特にウィルス腫瘍細胞などの異物に反応して細胞分泌する蛋白質です。この蛋白質ウィルスの増殖の阻止や細胞増殖の抑制、免疫系および炎症の調節などの働きをしています。C型肝炎治療に使用する場合は少なくとも週3回の注射が必要です。*5

複数の型が存在する。*6*7

Ⅰ型インターフェロンは、ウィルス感染の際、宿主に抵抗性を付与する重要なサイトカインとして知られています。本研究では、これまで知られていない重要なⅠ型インターフェロンの機能を明らかにしました。即ち、一過性のⅠ型インターフェロンの刺激が造血幹細胞の増殖を、持続的なⅠ型インターフェロンの刺激が造血幹細胞の減少を誘導することです。*8

医薬品としてのインターフェロンの投与時には、発熱悪寒頭痛筋肉痛無力症?疲労悪心および嘔吐などのインフルエンザ様症状が現れる場合がある。*9

*1技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25)
*2インターフェロン治療: https://www.hosp.med.osaka-cu.ac.jp/liver-disease/pdf/mg-oldn-p11-14.pdf
*3西東社 カラー図解 免疫学の基本がわかる事典 鈴木隆二(2015/6/3): https://amzn.to/2SW7bgi
*4ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学
*5埼玉医科大学病院/病院ニュース/埼玉医科大学病院ニュース第44号: http://www.saitama-med.ac.jp/hospital/hp_news/vol_44/6.html
*6分子生体防御分野 - インターフェロンのシグナルダイナミズムとその生体防御系における調節作用: http://www.igm.hokudai.ac.jp/sci/include/irfstudy.html
*7技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25)
*8「インターフェロンが造血幹細胞の運命決定を制御」【樗木俊聡 教授】|プレスリリース|国立大学法人 東京医科歯科大学: http://www.tmd.ac.jp/press-archive/20090529/index.html
*9日薬理誌 多発性硬化症治療薬インターフェロンベータ-1a製剤(アボネックス®筋注用シリンジ 30μg)の薬理学的特性および臨床試験成績 隅野留理子: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/129/3/129_3_209/_pdf

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このページの最終更新日時: 2019-02-16 (土) 11:43:48