健康用語WEB事典

インフルエンザ脳症(influenza encephalopathy)

インフルエンザウイルス感染によって起こる脳症意識障害を主症状とする。痙攣や異常な言動(失認幻覚)が起こる場合がある。発症は5歳以下の小児に多い。死亡率が高く、後遺症が残る例もある。ほとんどの症例で発熱が確認される。*1*2

2000年に厚生労働省はジクロフェナクナトリウムの使用がインフルエンザ脳症の死亡率を有意にあげることを報告し、インフルエンザウイルス感染者に対する使用を控えるよう勧告を出した。*3

インフルエンザ脳症はインフルエンザが悪化したものではなく、通常のインフルエンザの発症によって起こっていると考えられている。予防方法はワクチンのみ。*4

*1インフルエンザ脳症の診療戦略 - 日本小児神経学会: http://www.aichi-med-u.ac.jp/Pediatric_Lab/img/file5.pdf
*2インフルエンザ脳症について: https://www.niid.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/2319-iasr/related-articles/related-articles-429/6068-dj4295.html
*3炎症性サイトカインとジクロフェナックナトリウムがアストロサイトのNOx産生に及ぼす影響|||名古屋市立大学 大学院医学研究科・医学部 研究トピックス: http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/w3med/research/reports/results/002.html
*4鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 インフルエンザ脳症 ワクチン接種 予防の鍵: http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~ped/kodomoiryo/05.first%20aid%20kit/kodomokyukyu191.htm

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このページの最終更新日時: 2019-12-22 (日) 08:09:29