ウロビリノーゲン(urobilinogen)

胆汁に含まれるビリルビン腸内細菌によって還元されることでできる有機化合物*1

ウロビリノーゲンの化学構造

尿検査の検査項目のひとつ。正常値は(±)。肝臓の疾患や腸閉塞などで尿中のウロビリノーゲンが陽性となる。逆に、総胆管の閉塞や黄疸の悪化によって陰性となる。*2

健常人のウロビリノーゲンの尿への排泄量は日内変動や個人差が大きい。通常、夜間および午前中は少なく、午後2~4時頃に最高となる。*3

溶血性黄疸のときは胆汁中のビリルビンが増加するため、生成されるウロビリノーゲンも増加し、尿中に排泄される量も増加する。*4

直接ビリルビン大腸内で腸内細菌により還元されるとウロビリノーゲンになり大半が便として排泄されるが一部はからの吸収により血中へ移行しそのうち大半がに戻り循環するが、少量がで濾過され尿中に排出される。*5

*1山口大学 保健管理センター 尿ウロビリノーゲン: https://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~hoken/03healthmente/kensati/nyouurobiri.html
*2朝日ソノラマ 山澤堉宏 人間ドックの検査値がわかる本(1997/9/25)
*3奈良県立医科大学 尿中ウロビリノーゲン(半定量): http://www.naramed-u.ac.jp/~lab-h/labo/ichiji-s/%E4%B8%80%E8%88%AC/1A990%20%E5%B0%BF%E4%B8%AD%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3%EF%BC%88%E5%8D%8A%E5%AE%9A%E9%87%8F%EF%BC%89.pdf
*4筑波大学附属病院 | 検体検査部門 <定性検査>: http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/outpatient/facility/kensa/kentai2-2.html
*5信州大学医学部 歯科口腔外科 尿検査: http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/chair/i-shika/benkyoukai/8%E5%B0%BF.htm

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このページの最終更新日時: 2018-09-14 (金) 19:38:47