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ウワバイン(ouabain)

強心配糖体強心ステロイド)のひとつ。

ウワバインの化学構造

Na+/K+-ATPaseアンタゴニスト。ウワバインにはp42/44MAPキナーゼ?ERK)やsrcの活性化およびROSの産生誘導などの作用が報告されている。*1

かつては植物由来の外因性の化合物と考えられていたが、現在、哺乳類では副腎皮質刺激ホルモンアンジオテンシンⅡなどの刺激によって誘導、調節される内因性ステロイドとされる。

*1Na+/K+-ATPase によるシグナル伝達 大西素子 桂川美咲 中部大学 応用生物学研究科: http://stu.isc.chubu.ac.jp/bio/public/ann_rep_res_inst_biol_funct/annual-report_v12_2012/pdf/005.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-06-18 (月) 13:53:02