エクソソーム(exosome)

膜小胞の一種。大きさは50〜100nmエキソソームとも呼ばれる。

後期エンドソームで産生され、後期エンドソーム細胞膜と融合することにより細胞外に放出される。*1 タンパク質mRNAmiRNAなどの核酸細胞外の他の細胞などへ渡すために利用される。スフィンゴシン-1-リン酸はエクソソーム内に物質を運ぶ役割を持つ。*2*3

細胞分化や老化、免疫系の制御などに関わるとされる。腎臓がんでは正常な細胞に比べ、エクソソームにアズロシディンAZU1?)が非常に多く(約30倍)含まれることが確認されている。*4

エクソソームは血液尿唾液母乳などの体液中に存在し、タンパク質DNAマイクロRNAなど細胞間の情報伝達に必須な物質を安定に保持し、細胞から細胞へと運んでいます。*5

*1大阪大学免疫学フロンティア研究センター 免疫ネットワーク研究室 分泌膜小胞エクソソームの生理作用と放出機構: http://immnet.ifrec.osaka-u.ac.jp/research.html
*2エクソソームとmiRNA|研究成果報告|研究内容紹介 | 東京医科大学 医学総合研究所 分子腫瘍研究部門: http://team.tokyo-med.ac.jp/ims_onc/research/report01.html
*3エクソソームへの積み荷ソーティング: http://www.med.kobe-u.ac.jp/biochemistry/s1p_signaling_exosome.html
*4野々村祝夫教授≪泌尿器科学≫、神宮司健太郎助教・植村元秀准教授≪泌尿器腫瘍標的治療学寄附講座≫ 血中を流れるナノサイズのがん細胞レプリカ「エクソソーム」から腎臓がん早期診断バイオマーカーAZU1を発見 | 大阪大学医学系研究科・医学部: http://www.med.osaka-u.ac.jp/activities/results/2017year/1004-2
*5京都大学 科学技術振興機構 ピロリ菌由来病原タンパク質CagAを全身に運ぶ小胞を発見 ピロリ菌感染による非消化器疾患の発症メカニズムの解明へ: http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2015/documents/160107_2/01.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-12-26 (水) 08:41:45