健康用語WEB事典

関連する用語

デポ剤

医薬品の有効成分が蓄積されており、体内で徐々にそれを放出することで長期間効果を発揮する形態の薬剤。国内では1950年代に使用されたホルモンの油性筋肉内注射剤（テストステロンエナント酸エステルをゴマ油に溶解したもの、製品名「デポー」）が最初とされる。一度の注射で長期間効果を発揮できるため、苦痛を伴う注射の頻度を減らせるという利点がある。長いものでは8ヶ月持続するものもある。タグ:

コレステロール

血清脂質のひとつ。体内で合成される固体の脂質で、ホルモンの生成や細胞膜の構成に必要。コレステロールは体内で、1日に体重1kg当たり約12mgが生成される。コレステロールの前駆体はアセチルCoAから合成されるメバロン酸。体内でのコレステロール合成量は食事として摂取されるコレステロールの量によって調整され、摂取したコレステロールの量がそのまま血液中のコレステロールに反映されるわけではない。コレステロールを多く摂取したときには肝臓で作られるコレステロール量が減少し、逆にコレステロー…

クロベタゾールプロピオン酸エステル

クロベタゾールとプロピオン酸とのエステル。湿疹や皮膚炎などの治療薬。商品名はデルモベート。タグ:

プレマリン

結合型エストロゲン（エストロン硫酸エステルナトリウム、エクイリン硫酸エステルナトリウム、17α-ジヒドロエクイリン硫酸エステルナトリウム）の商品名（ファイザー株式会社）。タグ:

ビオチン

ビタミンBに分類される水溶性ビタミン。様々な酵素（主にビオチン酵素）の補酵素として働き、糖新生やアミノ酸代謝、脂肪酸の合成などに関わる。ビタミンB7やコエンザイムRとも。過去にはビタミンHと呼ばれた。三つの独立した研究からそれぞれ酵母の成長因子（ビオスⅡb）、根粒菌の成長と呼吸促進因子（コエンザイムR）、ラットの卵白障害の予防因子（ビタミンH）として発見された。ビオチンは1927年、酵母の成長促進の有機成分として Boas によって発見された。この成分はビオス（bios）とよ…

ステアロイル乳酸ナトリウム クロロゲン酸類 フルダラ C1ドメイン フェナム酸系 メチルシリンゲート カフェタンニン エチルヘキサン酸セチル ハロマンス プロピオン酸デプロドン エクラー デキサメタゾンプロピオン酸エステル クロロギ酸 クロロホルム チューインガム類 γ-オリザノール 水素化ホウ素ナトリウム メンチルアセテート 1,8-シネオール テジゾリドリン酸エステル …

参考文献一覧

*1信州大学医学部保健学科検査技術科学専攻 准教授 日高宏哉 脂質の科学: http://zen.shinshu-u.ac.jp/modules/0052003001/main/main.pdf
*2国立大学法人 大阪教育大学 第74章 カルボン酸とエステル: http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~hiroakio/2008/08ko-074.html

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