最近更新された用語
関連する用語
解糖系のひとつ。エムデン-マイヤーホフ経路とも。細胞質内に存在する10種類の酵素反応からなる代謝経路であり、酸素の関与なしでATPが生成される。グルコース1分子からピルビン酸を介して最終的に2分子の乳酸とATPを生成する。C6H12O6 + 2ADP + 2NAD+ + 2Pi → 2CH3CHCOOH + 2ATP + 2NADH + 2H2O + 2H+グルコース → グルコース-6-リン酸 → フルクトース-6-リン酸 → フルクトース-1,6-ビスリン酸 → (ジヒド…
酵母などがグルコースを以下のように代謝する反応。いわゆる発酵。酒の製造ではこの反応が利用され、アルコール(エタノール)が得られる。C6H12O6 → 2C2H5OH + 2CO2 + エネルギー(2ATP)1分子のグルコースからピルビン酸を経て、最終的に2分子のエタノールと2分子の二酸化炭素が発生する。酵母(サッカロマイセス・セレビシエ)におけるアルコール発酵の最適温度は約45℃とされる。酵母にとっては増殖が止まる厳しい温度であるが、嫌気呼吸は活発に行われると報告されている。…
ヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6天然にはD体(D-グルコース)として存在する。グルコースとだけ書いた場合はD-グルコースのことを指す場合が多い。構造によってα-D-グルコースとβ-D-グルコースの2種類に分けられる(立体異性体)。食品に含まれるマルトースやスクロースなどの二糖類やデンプンは消化液に含まれる酵素によって分解されグルコースを生じる。大部分は…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。