健康用語WEB事典

関連する用語

タンパク質（アミノ酸）から得られた窒素を効率よく生体のタンパク質の生合成に利用するために、摂取した窒素1gに対して必要となる非タンパク質性（脂質および糖質）のエネルギー。単位はkcal/g 摂取したタンパク質をエネルギー源としてではなく、身体内で必要なタンパク質の合成のために使わせたい時に考慮する必要がある。タンパク質に含まれる窒素量の平均は16%であり、窒素1gは 100 ÷ 16 = 6.25g のタンパク質に相当する（窒素係数）。一般的なNPC/N比は150～200、腎…

化学的にはアミノ基（‐NH2）とカルボキシル基（‐COOH）とをもつ有機化合物の総称。タンパク質（ペプチド）を構成する要素となる。基本となる化学構造は以下の通り。示性式は H2N-CHR-COOHRの部分は側鎖と呼ばれ、アミノ酸ごとに異なる。タンパク質を食べると体内でアミノ酸に分解される。人体の約20%がアミノ酸で構成されている。アミノ酸は500以上の種類があるが、人間が必要とするアミノ酸は20種類あり、そのうちの9種類は必須アミノ酸である。アミノ酸は十分なエネルギーの存在下…

化学的には炭素原子（C）、酸素原子（O）、水素原子（H）から構成され、分子式 Cm代表的な炭水化物は単糖類を構成成分とする有機化合物（多糖類）。米の摂取によって得られる炭水化物は主にデンプンである。糖質と食物繊維の合計量として記載される。炭水化物 = 糖質 + 食物繊維食品100gあたりの炭水化物の量は、他の成分から以下のように計算できる。炭水化物 = 100 - 食品表示基準（新基準）によれば、食品の栄養成分表示には、糖質か食物繊維のどちらか一方だけを記載することはできな…

熱量の単位。1気圧下で水1gの温度を1℃上げるのに必要な熱量。食品に含まれる物質を代謝して得られるエネルギーを表す単位としても使用される。主にキロカロリー（kcal）で表される。1calは4.184J。基礎代謝量として成人男性は約1500kcal/日、成人女性では約1200kcal/日が必要とされる。普通の生活によるエネルギー消費量はこの1.5〜2倍（2000〜3000kcal）。三大栄養素では、脂質はタンパク質と炭水化物の約2倍の熱量を持つ。安静時の人の発熱量は約1.2kc…

キロカロリー。

参考文献一覧

ご意見・ご要望をお聞かせください。