最近更新された用語
クズの花を乾燥させた生薬。漢字では葛花。*1
関連する用語
マメ科のツル性の多年生草本。漢字では葛。根には大量のデンプンが貯蔵されており、これからクズ粉が得られる。名前は大和の国の国栖が由来。根はカッコン(葛根)、花はカッカ(葛花)と呼ばれ生薬として用いられる。
一般に水分が無くなること。皮膚では、乾燥した空気に触れることで表面の皮脂膜を保てなくなり、皮膚の水分が蒸発しやすくなる。同時に角質層の保湿因子が減少して皮膚が水分を保てなくなり、皮膚の乾燥が起こる。乾燥した皮膚では角質層真下の神経(C線維)が反応しやすくなり、痒みが起きやすくなる。
天然の植物や動物から得られる医薬品。漢方で主に用いられる。複数の成分の中に含まれる有効成分の働きによって効果が現れる。そのため、他の成分との複合的な効果があるという点では優れている可能性があるが、即効性や特定の症状への選択性という点では、単一成分からなる化学的なプロセスを経て生成された医薬品に劣る。現代の医薬品の多くは、生薬から疾患に効果のある成分のみを抽出・調整したものが主である。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。