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カナグリフロジン(canagliflozin)

SGLT2阻害薬のひとつ。弱いSGLT1阻害作用も持つ。*1

カナグリフロジンの化学構造

DPP-4を阻害せず、GLP-1分泌を促進し、食後の血漿中のGLP-1濃度の上昇を増強させることが報告されている。

また、カナグリフロジンの経口投与が脂肪肝からNASHを経た肝細胞がんの発症を遅延および抑制することがマウスにおいて確認されている。*2

*1消化管ナトリウム・グルコース共輸送体1(SGLT1)のグルカゴン様ペプチド-1分泌における役割、及び2型糖尿病治療におけるSGLT1阻害の意義に関する研究 [論文内容及び審査の要旨] : HUSCAP: https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/69373
*2糖尿病治療薬であるSGLT2阻害薬がNASHおよびNASH肝癌の発症を遅延・抑制することをマウスにおいて確認 | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY): https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/214

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このページの最終更新日時: 2019-06-15 (土) 15:03:07