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ナス科トウガラシ属の野菜。中南米の熱帯地域が原産。辛味のないトウガラシ。果実の大きさによって以下のように分類される。-小果種(シシトウガラシなど)-中果種(緑色のピーマンなど)-大果種(カラーピーマン、パプリカなど)ピーマンとパプリカを区別する明確な定義はないが、一般的には果肉の厚さと形状によって区別される。国内では、肉厚で果実の部屋数が3〜4つに分かれた鐘形のものをパプリカとしている。熟してくると赤色に近付き、完熟すると赤ピーマンとなる。赤ピーマンは苦味成分が減少し、カロテ…
植物のカロテノイド生合成に関わる炭化水素。カラーピーマンではリコピンの前駆体となる。カロテノイドは、フィトエンから脱水素、環化、水酸基導入、エポキシ化を経て生合成され、700種以上にも及ぶ重要な植物色素の一群である。このカロテノイドは、フィトエンからβ-カロテンまでの炭化水素のカロテンと、水酸基、エポキシ基などを有するキサントフィルに分けられる。
赤パプリカやスカシユリの花弁などの赤色の色素となるカロテノイド。赤パプリカに含まれるカロテノイドとしては最も多く、その量は黄パプリカの20倍以上。緑のピーマンのクロロフィルが変化したもので、β-カロテン以上の高い抗酸化作用を有し、動脈硬化予防の効果があるとされる。カラーピーマンにおいては、フィトエンからリコピン、β-カロテン、ゼアキサンチンを経てカプサンチンが生合成される。また、光照射により果実内のカプサンチン含有量は増加する。
トウガラシの一種であるナス科の植物。ピーマンに比べて甘味が強く、大型で肉厚。カラーピーマンとも。-赤パプリカ-黄パプリカ
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