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カリウムの陽イオン。K+
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胃酸分泌抑制剤の一種。胃壁細胞の酸分泌機能の最終段階にあたるプロトンポンプ(H/K-ATPase)のカリウムイオン取り込みを阻害することで胃酸分泌を強力に抑える。逆流性食道炎を含めた上部消化管諸症状に対して効果を持つが、長期内服がピロリ菌除菌後に発症する胃がん発症リスクを高めることが報告されている。-ボノプラザンタグ:
水素イオン(プロトン、H+)を輸送するイオンポンプ。胃において胃酸の成分である塩酸を構成するイオンとなるプロトンを輸送する。H+/K+-ATPaseとも表記される。100万倍以上の濃度勾配に逆らってプロトンを膜を隔てた胃の管腔側へ分泌する。このプロトンの分泌を維持するには、細胞内へカリウムイオンを供給することが必須。タグ:
脳内に存在する神経細胞以外の細胞群。支持細胞や神経膠細胞とも呼ばれる。脳の細胞の約90%を占めるとされる。哺乳類の脳には神経細胞の数倍〜数十倍のグリア細胞が存在する。GDNFやBDNFなど複数の神経栄養因子を貯蔵している。報酬刺激(快感情)によって細胞外グルタミン酸濃度を減少させ、嫌悪刺激(不快感情)に対しては逆にそれを増加させることで報酬系を維持する。この調節が破綻するとうつ病の原因となることが示唆されている。グリア細胞は情報処理に影響を与えることが知られており、また、カリ…
細胞の内、細胞質から細胞小器官を除いた液状成分のこと。サイトゾル(サイトゾール)とも呼ばれる。種々のイオンや酵素などのタンパク質を含む。細胞質基質のpHは7.0〜7.4程度の中性。解糖が行われる場。細胞小器官が浮かんでいる液体の部分を細胞質基質あるいはサイトゾール(cytosol)と呼んでいる。サイトゾールにはカリウムイオンなどのイオン類のほか、多くのタンパク質やその原料であるアミノ酸、ブドウ糖などが溶け込んでいる。細胞質基質と細胞小器官を合わせて原形質と呼ぶ。オートファジー…
高血圧症や浮腫(心性浮腫、腎性浮腫、肝性浮腫)の治療薬。商品名はトリテレン。遠位尿細管でアルドステロンなどの鉱質コルチコイドに拮抗してナトリウム利尿作用を示すと同時にカリウムイオンの排泄を抑制する作用を有する。他の降圧利尿剤と併用される。
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