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カリクレインがキニノーゲンからキニンを産生する代謝経路。*1
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外界からの取り込んだ物質を変化させる過程。体内で起こる全ての化学変化とエネルギー変換など。⽣物の体では、さまざまな化学反応によって細胞を構成する部品やエネルギーなどが作られており、この現象を総称して「代謝」と呼びます。代謝には物質の変換に注目する物質代謝と、エネルギーの変換に注目するエネルギー代謝の2つがある。また、身体の細胞の入れ替わりの新陳代謝がある。物質の変化に着目した代謝の見方。摂取した化合物(栄養素)が体内で変換され、生物の身体で利用できる形となること。物質代謝には…
キニンの前駆体。カリクレインと反応することでブラジキニンなどに代謝される。キニノゲンとも。プロコンバーチン(血液凝固第Ⅶ因子)と同様に、カリクレイン-キニン系の一員として凝固線溶系や妊娠維持に重要。
キニノーゲンからキニン類を生成する反応を触媒する酵素(セリンプロテアーゼ)。カリジノゲナーゼとも。商品名はカルナクリン。高血圧、メニエール病、閉塞性血栓血管炎(ビュルガー病、バージャー病)、更年期障害、網脈絡膜などにおける循環障害の改善作用を持つ。血漿カリクレインと組織カリクレインに分類される。
カリクレイン-キニン系で産生されるペプチド。降圧作用のある生理活性物質(オータコイド)である。血管内皮細胞表面で、キニノーゲンにプロテアーゼのカリクレインが作用することにより生成される。キニンは前駆蛋白のキニノーゲンに蛋白分解酵素のカリクレインが作用し、限定分解され9個のアミノ酸からなるブラジキニンのほかに、カリジンおよびメチオニルリジルブラジキニンが生成される。-ブラジキニン-カリジン
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