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脂質を構成する要素のひとつ。脂肪族カルボン酸とも。化学的には長鎖炭化水素の一価カルボン酸の総称であり、炭化水素とカルボキシ基(-COOH)を持つ有機化合物(カルボン酸)である。以下のように炭素が長く連なった構造(主鎖)を持つ。以下はリノール酸の化学構造。空腹時に脂肪が分解されて血液中に移行した脂肪酸は、肝臓のミトコンドリアにおいてβ酸化を受けてアセチルCoAとなる。脂肪酸は、その化学構造に含む二重結合の数によって以下のように分類される。これらの脂肪酸の摂取バランスが崩れると、…
ガラクトースの6位がカルボキシル基に置換された構造を持つウロン酸。ガラクトースの酸化によって生じるアルドン酸。ガラクチュロン酸とも。ペクチンの成分であるポリガラクツロン酸のモノマーとなる。ペクチンの基本成分はD-ガラクチュロン酸がα-1,4結合で直鎖状に結びつきポリガラクチュロン酸となる酸性多糖体で,ガラクチュロン酸残基のカルボキシ基(-COOH)は部分的にメチル基によりエステル化(-COOCH3)されている。
官能基のひとつ。R-COOH(示性式は R-C-OH)で表される。カルボキシ基とも呼ばれる。1つのヒドロキシ基と酸素原子が二重結合した親水性の官能基。
グルタミン酸からカルボキシル基を外してγ-アミノ酪酸に代謝する反応を触媒する酵素。グルタミン酸脱炭酸酵素とも呼ばれる。舌や舌下腺、胃、空腸、皮膚に発現する。活性中心にピリドキサール-5′-リン酸(PLP)を持つビタミンB6酵素であり,グルタミン酸を基質として,α位のカルボキシ基を脱炭酸する反応を触媒する.大きな特色は,興奮性神経伝達物質を基質として,抑制性神経伝達物質を合成すること,そして,二酸化炭素(炭酸ガス・炭酸イオン)を作るかたわら,プロトンを等量消費することである.
多数のペプチド(アミノ酸)がペプチド結合によって結合したもの。10個程度のアミノ酸がペプチド結合によって結合したものをオリゴペプチドと呼ぶ。特定の立体構造を持った100個以上のアミノ酸によるポリペプチドをタンパク質と呼ぶ。アミノ酸が結合したものは「ペプチド」と呼ばれ、アミノ酸とカルボキシ基が分子間で脱水縮合(=水が離脱することで分子どうしが結合する反応)しています。タンパク質の場合、こうした脱水縮合によって多数のアミノ酸が連なった「ポリペプチド」を形成しているのです。
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