真菌のひとつ。菌糸が集合した傘(子実体)をキノコと呼ぶ場合が多いが、その実体は菌(菌糸)である。植物とは異なる。
子実体は個体の一部でしかなく、離れた場所にある子実体も地下で繋がっていて、同じ遺伝子の菌糸から発生しているという場合も多い。*1
食用のものは食物繊維を豊富に含み、抗がん作用や血圧低下作用などが確認されている。植物には見られず、甲殻類に存在する食物繊維であるキチンを含むことが特徴。また、キノコの細胞壁には抗がん性を示すβ-グルカンが含まれる。*2*3
キノコは栄養とするものの違いによって以下の種類に分類される。
キノコは,その栄養型式から腐生菌,菌根菌及び寄生菌?に大別される。商業的に栽培されているキノコは腐生菌であり,この中で堆肥などの腐植質を栄養源として成長するキノコが狭義の腐生菌,木材を栄養源として成長するキノコが木材腐朽菌?と区別される。*4
野生のものは毒を持つものが圧倒的に多い。
キノコはカビと同じ「菌類」に属しており、種ではなく「胞子」で増えていきます。また、キノコは葉緑素を持っていないため、光合成によってエネルギーを生産できません。このため、落ち葉などに自身の菌糸をめぐらせて、そこから栄養分を得てきています。そして、繁殖に必要な「胞子」を生産するため、菌糸の集合体である子実体を作ります。この子実体が「キノコ」と呼ばれているものです。 ...
食べることができると言われているキノコは約100種類、対して食べると中毒となるいわゆる「毒キノコ」は食用の倍の200種類以上が知られています(林野庁)。*5
スエヒロタケとヒトヨタケの二種類はヒトに感染することが知られている。*6
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