健康用語WEB事典

ギャップ結合(gap junction)

隣接する2つの細胞が作る、物質輸送を行う細胞間輸送機構。

内径1.5nm程度の中空経路の集合体(コネクソン)。コネクシンと呼ばれる4回膜貫通型のタンパク質によってできる。活動電位の伝搬にも関わる。細胞内のカルシウムイオン濃度が高まると閉じる。*1

ギャップ結合は,隣接する細胞間を直接連絡するチャネルで、それを通した物質(分子量1000以下)の細胞間移行を介して、細胞間コミュニケーションの中心的役割を果たしている。*2

例えば、アストロサイトコネキシン43と呼ばれるタンパク分子の六量体が細胞間で結合することでギャップ結合を形成しており、カルシウムイオンcAMPイノシトール三リン酸ATPグルコースの伝播、細胞外におけるpHカリウムイオン濃度の調節などを行う。*3

*1細胞社会のコミュニケーション(全 12 回) 第3回 コミュニケーションの方法 浦野明央(北海道大学名誉教授): https://www.press.tokai.ac.jp/webtokai/saibosyakai03.pdf
*22. ギャップ結合細胞間コミュニケーションの異常と病態発生: http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/pcr/second/research2.html
*3研究概要-薬効解析科学-広島大学(薬学部・大学院医歯薬保健学研究院): http://home.hiroshima-u.ac.jp/pha/Research.html

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:06:02