健康用語WEB事典

クッパー細胞(Kupffer cell)

肝臓に常在している貪食細胞組織マクロファージの一種。門脈から肝臓に侵入した異物を貪食する。星状大食細胞クッパー星細胞とも。*1*2

クッパー細胞骨髄内の血液幹細胞に由来しないと報告されており、その由来は胎児期卵黄嚢であると考えられている。放射線照射に対して抵抗があり、骨髄移植をしてもドナー由来の細胞には置き換わらないと考えられる。*3*4

胆管結紮による障害を抑制し、残存する肝細胞に対して抗アポトーシス状態を獲得させ、その後の再生および線維化を促進する働きがあることが報告されている。*5

タグ: 細胞 肝臓 マクロファージ 免疫

*1消化器系 - 組織学実習 - 帝京大学解剖学教室: http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~kaibo/soshiki/digestive_system/26.html
*2生体防御機能を担うクッパー細胞の簡易連続単離方法の開発-平成22年度の主要成果-: http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/seika/nias/h22/nias02209.htm
*3肝臓の研究|国立国際医療研究センター研究所: http://www.ri.ncgm.go.jp/ri009/aboutus/010/index010.html
*4東邦大学医学部研究グループが肝炎の悪化を骨髄由来白血球が予防することを発見~ 研究成果は米国肝臓専門誌Hepatologyに掲載 ~ | プレスリリース | 東邦大学: https://www.toho-u.ac.jp/press/2016_index/20161028-727.html
*5KAKEN — 研究課題をさがす | 慢性肝障害におけるクッパー細胞の役割に関する研究 (KAKENHI-PROJECT-21790657): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-21790657/

ご意見・ご要望をお聞かせください。


クッパー細胞に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



このページの最終更新日時: 2020-10-26 (月) 19:34:26