健康用語WEB事典

クラスリン(clathrin)

エンドサイトーシスに利用される小胞クラスリン被覆小胞)の形成に関わる分子のひとつ。

クラスリン重鎖クラスリン軽鎖?と呼ばれる分子からなる三脚巴構造を取る。クラスリン1分子トリスケリオンと呼ばれ、3個の重鎖と3個の軽鎖から構成される。小胞の周りの繊維状クラスリン被覆は36個のトリスケリオンからなる。*1

エンドサイトーシスの際には、これらが結合して小胞を取り囲むような、格子状の籠が組み立てられる。植物細胞エンドサイトーシスの小胞は、大半がクラスリンに覆われている。*2

クラスリン自体は直接的な膜への結合能を持たず、アダプタータンパク質複合体AP-2?エプシンとの結合を介して膜へ繋ぎ止められると考えられている。*3

*1岡山大学大学院 自然科学研究所 動物生殖細胞工学研究室 第3回 細胞膜の構造と膜輸送: http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~hirofun/2011cb03.pdf
*2植物細胞のエンドサイトーシス小胞形成に関与する分子装置の特性を解明 | 東京大学大学院農学生命科学研究科: http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2010/20100316-1.html
*3京都大学 吉田藍子 クラスリン依存的エンドサイトーシスにおける細胞膜形態変化のライブセルイメージングとその分子機構の解明: https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/225752

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:06:03