健康用語WEB事典

クリミア・コンゴ出血熱(Crimean Congo hemorrhagic fever)

クリミア・コンゴ出血熱ウイルス感染による出血熱1類感染症のひとつ。

2~9日の潜伏期間の後、発熱頭痛悪寒筋肉痛関節痛腹痛嘔吐などが起こり、続いて咽頭痛結膜炎黄疸羞明などの知覚異常が現れる。点状出血が一般的に見られ、進行すると大きな紫斑も現れる。*1

重症化するとさらに消化管を含めた全身からの出血や肝臓腎臓の機能不全なども起こり致命的。約2週間で患者の15~40%が死亡するとされる。*2

*1三重大学医学部附属病院 感染対策チーム クリミア・コンゴ出血熱: http://www.medic.mie-u.ac.jp/ict/2congo.html
*2長崎大学感染症共同研究拠点 クリミア・コンゴ出血熱: https://www.ccpid.nagasaki-u.ac.jp/wp-content/uploads/2017/09/newsletter20_all_part3.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-12-14 (土) 08:06:11