クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)

クロストリジウム属の細菌毒素であるトキシンAおよびトキシンBを産生する。

抗菌薬抗生物質)によって腸内細菌叢が乱れた結果として内で増殖して下痢などの症状が現れる。場合によっては無症状であることも重症化することもある。*1

抗菌薬関連下痢症の20~30%、偽膜性大腸炎の90%がクロストリジウム・ディフィシルによって引き起こされているとされる。

C. difficile によって引き起こされる消化管感染症の症状で最も多いのは下痢であるが、重症になるとイレウス中毒性巨大結腸?,さらには消化管穿孔?が認められることもある。*2

芽胞を形成すると数ヶ月生存し、胃酸にも強くなるため経口的に容易に腸管に到達する。病院のベッドや床などにはこの芽胞が広く存在していることが報告されている。*3

治療はメトロニダゾールまたはバンコマイシン

*1鹿児島大学病院ICT クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile):http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~ict/bacteria/CD.pdf
*2北大病院感染対策マニュアル 第6版(H28.5 改訂)クロストリジウム・ディフィシル関連疾患: http://www2.huhp.hokudai.ac.jp/~ict-w/kansen/6.09_Clostridium%20difficile.pdf
*3厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル 偽膜性大腸炎: http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1g05.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-04-03 (火) 16:10:49