健康用語WEB事典

クロルヘキシジングルコン酸塩(chlorhexidine gluconate)

クロルヘキシジングルコン酸。殺消毒作用を持つ有機化合物で外用殺消毒薬として使用される。 商品名はオロナインH軟膏など。*1

低濃度では細菌細胞膜透過性の障害、膜結合酵素ATPaseなど)の阻害により静菌的に作用し、高濃度では細胞内に急速に侵入し、ATP核酸を凝固し沈殿させる殺的な作用を示す。*2

低濃度では細菌細胞膜に障害を与え、細胞質成分の不可逆的漏出や酵素阻害を起こし、抗作用(殺作用)を示す。高濃度では細胞内の蛋白質核酸の沈着を起こすことにより、抗作用を示す。広範囲の微生物に作用するが、特にグラム陽性菌には低濃度でも有効である。グラム陰性菌にも比較的低濃度で殺作用を示すが、グラム陽性菌に比べて抗力に幅がある。*3

*1オロナイン公式サイト|大塚製薬: http://www.otsuka.co.jp/ohn/
*2生体消毒薬の抗微生物効果と細胞毒性 岩澤篤郎 松村有里子 東京医療保健大学大学院 医療保健学研究科: https://www.thcu.ac.jp/uploads/imgs/20160711050216.pdf
*3医療用医薬品 : クロルヘキシジングルコン酸塩: http://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00061875

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このページの最終更新日時: 2018-09-12 (水) 07:27:29