健康用語WEB事典

クロロフィル(chlorophyll, Chl)

主に植物の葉緑体クロロプラスト)に含まれる緑色の色素。テトラピロールフィトールエステル結合した構造を持つ。葉緑素とも。*1

葉緑体中の大部分のクロロフィルは光を集めるアンテナの役割を果たす。*2

緑色の光を避けて熱吸収を抑えるとされる。

植物は光量子の一部をクロロフィル(Chl)によって吸収し、光合成を行うことで地球の生態系を支えています。クロロフィルは葉緑素とも呼ばれていますが、これは緑色の光量子の吸収率が低いためで、その理由については様々な説明がなされてきました。… 葉の中で光を捉える葉緑体光合成タンパク複合体は、晴天時の直達日射の最も強い波長域(550nm)、すなわち緑色の光を避けるように精密に構成されており、葉緑体レベルの直達日射の吸光指数は散乱日射よりも 1 割以上小さくなっていました。つまり、植物の緑は、直達日射の最も強い(エネルギー密度の高い)波長域の吸収を少なくして、過剰な熱吸収を避けるのに適していることが示唆されました。*3

  • クロロフィルa?
  • クロロフィルb?
  • クロロフィルc?
  • クロロフィルd?

クロロフィルはプロトポルフィリンⅨ誘導体で,中心にMg2+が配位している。Mg2+が配位していないものをフェオフィチン?という。*4

*1花き研究所:クロロフィル | 農研機構: https://www.naro.affrc.go.jp/flower/kiso/color_shikiso/contents/chlorophyl.html
*2光合成: http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/photosyn.htm
*3植物は太陽の強い光が嫌い? 陸上植物が緑である理由を解明: https://www.kyushu-u.ac.jp/f/27770/16_03_15.pdf
*4藻類学 第4回 光合成: http://www.algae.sci.u-ryukyu.ac.jp/_userdata/H23-4.pdf

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:06:05