健康用語WEB事典

グアニンヌクレオチド交換因子(guanine nucleotide exchange factor : GEF)

Gタンパク質GDP型からGTP型へ変換して活性化する因子。グアニンヌクレオチド交換タンパク質とも。*1

例えば、RAS細胞外から刺激(受容体型チロシンキナーゼ三量体Gタンパク質サイトカイン受容体カルシウムチャネル)を受けてGDPへ結合した不活性の状態からGTPに結合した活性化の状態に移行する。このGDP/GTP交換反応を促進するのがGEFである。*2

GDP結合型の不活性型ARFARF-GDP)をGTP結合型(ARF-GTP)の活性型ARFに変換するタンパク質*3

タグ: タンパク質 GDP GTP RAS ARF

*1T細胞分化における非定型Gタンパク質 RhoH の機能 鈴木春巳 小田浩代: http://plaza.umin.ac.jp/~suzukih/cgi-bin/lab/JJCI.pdf
*2RAS/MAPKシグナル伝達経路とは|The RAS/MAPK Syndromes Homepage: http://www.medgen.med.tohoku.ac.jp/rasmapk_j/pathway/
*3ARF-GEP: https://www.juntendo.ac.jp/graduate/laboratory/labo/seikagaku_seitaibogyo/html/arf_gep.html

ご意見・ご要望をお聞かせください。


グアニンヌクレオチド交換因子に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2022-06-25 (土) 22:42:38