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グリセロール存在下で産生が誘導されるミコール酸含有脂質。感染の長期化に伴って結核菌が特異的に産生する脂質であり、休眠結核菌の脂質マーカーとして知られる。
糖を含む脂質である。脳神経組織に多い。親水基の糖と疎水基の脂肪酸などを持つ。疎水基の部分がセラミドであればスフィンゴ糖脂質、アシルあるいはアルキルグリセロールであればグリセロ糖脂質となる。-スフィンゴ糖脂質-グリセロ糖脂質
疎水性部分の骨格にグリセリン(グリセロール)を有する糖脂質。植物の葉緑体固有のグリセロ糖脂質にはモノガラクトシルジアシルグリセロール、ジガラクトシルジアシルグリセロール、スルホキノボシルジアシルグリセロールがある。
リン酸とグリセロールと脂肪酸が結合した構造を持つリン脂質。アシルCoAのアシル基がアシルトランスフェラーゼによってグリセロールリン酸へ結合してできるリゾリン脂質。リゾフォスファチジン酸とも。リゾホスファチジン酸アシルトランスフェラーゼによってsn-2位にアシル基が結合されてホスファチジン酸となる。血清中に大量に存在する。細胞増殖、血小板凝集、平滑筋収縮、がんの浸潤促進などに関わる。RhoAやRac1の活性化を介して細胞の運動性を促進する。ホジキンリンパ腫やグリオブラストーマに…
糖質以外の物質(乳酸やピルビン酸、プロピオン酸、アミノ酸、グリセロールなど)からグルコースを生成すること。糖新生は食事からのグルコースが無く、肝臓内のグリコーゲンも使い果たした場合に脳で必要な血糖を維持するために行われる。主に肝臓や腎臓で行われる。脳や骨格筋、心筋などでも起こる。脂肪酸からはピルビン酸が生成できないため、糖新生に利用できない。クエン酸回路の一部と解糖系の逆反応によって行われる。直接逆反応を起こせない(不可逆反応)部分では、迂回の反応経路が利用される。例えば、乳…
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