グルココルチコイド受容体(glucocorticoid receptor) †
ステロイド(グルココルチコイド)をリガンドとする受容体。ほぼ全ての細胞に存在し、グルココルチコイドによる抗炎症作用に関わる。*1
脂肪細胞におけるグルココルチコイド受容体の役割として、脂肪細胞への脂肪蓄積の抑制や前駆脂肪細胞の増殖抑制、脂肪の分解、糖取り込み抑制などが知られている。時計遺伝子Per1?を介して糖取り込みを抑制することが示唆されている。また、ATGLによって脂肪を分解していることが示唆されている。*2
ステロイドの脂肪細胞におけるグルココルチコイド受容体への作用はステロイド糖尿病の原因となる。
*1ステロイド|大阪大学 免疫内科: http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/imed3/lab_2/page4/page4-17.html
*2ステロイドによる糖尿病発症メカニズムの一端を解明 - リソウ: https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2019/20190228_1
*2ステロイドによる糖尿病発症メカニズムの一端を解明 - リソウ: https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2019/20190228_1
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このページの最終更新日時: 2020-12-03 (木) 12:47:20