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グリコシダーゼの一種。
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インドリジジンアルカロイドのひとつ。1981年に家畜やヒトに重篤な中毒を起こす物質としてオーストラリア産のマメ科植物から単離された。D-グルコピラノースと類似する化学構造を有し、植物や動物の細胞由来のグルコシダーゼを拮抗阻害する。哺乳類の腸内のグルコシダーゼやβ-D-ガラクトシダーゼも強力に阻害する。タグ:
腸液(小腸粘膜)に含まれる、少糖類の分解に関わるエキソ型グルコシダーゼ。イソマルトースが持つα-1,6結合を切断できる。非還元末端からα-1,4結合、α-1,6結合を加水分解してグルコース残基を遊離させる。限界デキストリンの分解に必須。
トウモロコシなどイネ科植物が産生するベンゾキサジノイド。ファイトアンティシピンのひとつ。植物に共通して存在するインドール-3-グリセロールリン酸を出発物質とし、5段階の反応を経て生合成される。さらに、グルコース配糖体として植物に蓄積された後、植物が傷害を受けると活性化されたグルコシダーゼによって加水分解されてDIMBOAとして放出される。小麦において、害虫であるアブラムシに対して高い毒性を示し、さび病の胞子の発芽を抑制する作用も報告されている。
糖質の分解に関わる酵素の総称。以下の種類がある。-グリコシダーゼ(グルコシダーゼ)-アミラーゼ
多糖類が持つグリコシド結合(α-1,4結合)を加水分解する反応を触媒する酵素の総称。デンプンやオリゴ糖の非還元末端からグルコースを1分子ずつを切り出す。マルターゼ、イソマルターゼ、スクラーゼ、ラクターゼなどの総称で、二糖類、三糖類を単糖に加水分解する。グルコアミラーゼでは、切り出したグルコースがβ-アノマーに転換されるのに対し、α-グルコシダーゼはα-アノマーのままである。また、グルコアミラーゼはグルコース分子間の結合のみを分解するが、α-グルコシダーゼはグルコースが他の糖や…
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